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才谷屋さんで遊んできました。 今日は行きたい卓がなかなか決まらず最終的にT&T7thの卓へ。 翻訳の、あまりにも「それはトムです」っぷりに買うのを控えたあのT&T7thの卓へ。 集まったプレイヤーは6名。 うむ、頭数が何より重要なT&Tでこの人数は頼もしい。 それでは集まった明日をも知れない冒険野郎共はこいつらだ!! アカガネ ドワーフ/魔術師/女 ドワーフにあるまじき体力度12と知性度30によって魔術師を選んだドワーフ。萌え系ドワーフ娘がスタンダードになりつつあるが、コイツの言動はどこから見ても戯言使い。 フェイゴールド 戦士/人間/男 由緒正しきHFO(ヒューマン・ファイター・男)。持ってるタレントは<一騎打ち>。成功すると敵と一騎打ちに持っていけるらしい。タイマン上等ぉ! ナナ=シー 魔術師/エルフ/女 トロールワールドきってのピン芸人。シュールなショートコント系。 高い魅力度の使い道がそこかよ! オッカム 盗賊/ホビット/男 ホビット・オブ・ザ・ホビットなホビット。大脳を使っていないであろう本能的な行動指針を持つ。が、それでもこのパーティの中ではまともな方だったような気もする。 ベルナロッド 盗賊/人間/男 パーティ唯一の真人間。 この一言で、彼の背負う重圧が見て取れる。 スー=イカン 盗賊/フェアリー/女 フェアリーのロールプレイの過剰摂取はあなたの健康を害する畏れがあります。用法用量を守ってご利用下さい。 こんな、駄目な連中と言うよりもアレな連中が酒場で仕事がないようとグダグダしていると、どこかの偉い軍人さんがやってきました。 「荒野の演劇会を観覧しに行く。テントの場所取りをお願いしたい」 この荒野の演劇会、要するにフジロックみたいな、数日連続の野外演劇イベントだと思って頂ければかまいません。 ぬう、我々に場所取りをしろだと!?そんな下らぬ依頼など……。 フェイゴールド「借金返したいので受けます」 素直でGMに優しい子だね、フェイきゅんは。 ともかくも、受けると決まれば行動は早い。迅速にテントの設営場所を確保し、依頼人を待ち受けるわけですよ。 待つ間は暇なので、ナナ=シーが飛び入りで前座舞台のオーディションにでたり、オッカムがネズミレースにはまったり。 そんなこんなで平和な翌日を迎えると、依頼人が家族連れて来襲。一人娘はこうおねだりします。 お嬢様「私、~~様に花束を贈りたいの!」 PC達『出待ちかよ!』 かくてお嬢様の望みを叶えるべく楽屋のほうへ。 そこに待ち受けしはMR150の人混み。 GM「じゃあ戦闘ね」 PL『待ったらんかい』 しかしやらねばやられるのがトロールワールドの鉄の掟。 情け容赦なく、クロスボウや<これでもくらえ!>で蹂躙していきます。 無事お嬢様の出待ち作戦を成功させる事ができましたが、どうやら俳優達はなにか隠している様子。 スー「じゃあ花束に紛れて忍び込みマース」 GM「できるか!……あ、フェアリーか」 そして単身忍び込んだスーの情報によると、どうやら監督が劇のエンディングシーンをスタッフに発表しないまま行方不明になったとのこと。 「それは単に思いつかなかったから失踪しただけでは」 と誰もが思いつつも、だからといって我々に出来る事など何も無し。林檎飴をかじりながら無事を祈るのが精一杯。ところがトラブルは向こうから舞い込んでくるのであった。 助監督「先ほどの群衆との立ち回りを見て凄腕と拝見しました。監督を捜して下さい」 PC達『アレを見て依頼するとはなかなかの度胸だぞ、おい』 かくて現場に残された「青いカブトムシ教団」の犯行声明を頼りにローラー作戦。 紆余曲折ありつつも、謎の怪光線に邪魔されて迷宮の奧に進めなくなった連中を追いつめました。 狂信者「かくなる上は貴様等から始末してくれるわ!」 ナナ=シー「<あっちいけ>」 狂信者「あー」(謎の怪光線エリアに送り込まれて撃墜される) 以上の手順を繰り返す事4回。ほぼ無傷で戦闘終了。 この謎の怪光線は何なのかしらと、鏡を使ってのぞき込んでみるとそこには謎機械を構えた監督の姿が! 助けに来た事を告げて接触を試みるとあっさりと戻ってきてくれました。爆弾発言と共に。 監督「実はさー、考えてないんだよねー」 PC達『……想像はつくけど、何を』 監督「劇のエンディング」 PC達『ふざけんにゃっ!?』 この期に及んでもなんのインスピレーションも降ってこない監督。あわや「俺達の戦いはこれからだ!!」オチになるかと思われましたが、監督はもっと暴挙にでます。 監督「君たち、出てみない?」 GM「というわけでこれを見てくれ」(なにやら升目のかかれたシートを出す) PL達『ターゲットレンジシステムかよっ!!』 かくてPC代表としてオーディション経験があるナナ=シーが出演。 監督は舞台の責任をPCに負わせる気満々に違いありません。 ナナ=シー「では面白い事言います。布団が吹っ飛んだー」 一同「……」 ナナ=シー「ジャマイカであった山田君じゃまいかー」 一同「……」 テクスチャは終始こんな感じでしたが、ダイス目と作戦のおかげで舞台は最高の盛り上がりをみせスタンディングオベーションとともにカーテンコールを迎えました。 監督「ありがとう!君たちのおかげだよ!」 PC達『いいのかなあ』 そんな気になりながらも、この年の舞台は伝説になったそうです。 ……いいのかなあ。
by kandagawa8746
| 2008-10-12 23:47
| TRPG
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