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四日市まで行ってTRPGしてきました それは10月のある日のことメールで来たお誘い。 「芝村さん呼ぶんでTRPGやらね?」 「行く行くー」 そんなお誘いをうけて、移動のために有給とって四日市まで遊びに行ったのだった。 とはいえ初日は準備と移動のみに費やす形。 近所のオサレな酒屋さんでお土産のワインを買いレッツゴーですよ。 新幹線でひとまず名古屋へ。駅構内のレストランでかねてから食べたかったあんかけスパゲティに挑戦。 ふむふむ、具材はナポリタンと同系統。そしてひき肉入りのデミグラスっぽいとろみ餡。そして黒胡椒ごりごり。 餡にこーやって絡めて食べて・・・うまい!(テーレッテレー 如何にも名古屋喫茶店飯な味わいでした。 その後近鉄線でのんびりと四日市まで。 ホテルをとってビアホールでトンテキつまみにビールを飲みます。 しかし、ちゃんとしたトンテキ喰いましたがいいものですな。 あ、トンテキ知らない方に解説しますと分厚い豚ロースで作るステーキです。 みりんと醤油ベースのソースと乱切りのニンニクが病みつきになります。 表面カリカリな感じもなおよし。 二日目によーやっと会場に。 並ぶシステムが「エムブリオマシン」「信長家臣団」「ブラッドクルセイド」ボードゲーム色の強さに会場内にTRPGへの需要が高まったので、たまたま用意していた霊能使い(仮)でGM立候補。使用したシナリオは以前電源不要でやった「星を継ぐかもしれないもの」なので内容は割愛。興味のある方は電源不要のブログをどうぞ。うむ、オマージュ元が有名だと食い付きがいい。これから毎日公式リプレイをパクろうぜ。 さて、このゲームにはジャンプの某オサレ死神漫画のオマージュである「獄卒」という属性がありまして、それには「ゲヘナ」(敵味方巻き込んだ全体攻撃を行う)と「コキュートス」(攻撃が当たった相手が酷く束縛されるけどその分反動でHPが減る)というスキルがあるのです。で、半分以上ネタでこのスキルがコンボ組めるように設計してあるんですが・・・・・・。 マジでやる奴がいるとはな・・・・・・。 そして時間が余ったので軽くAの魔法陣を。 ダイスに従った結果「しゃもじ神がファミレスで暴れている。どうにかして止めよう」という物語になりました。なので SD「しゃもじ神は神通力で調理道具を従えファミレスの客を拘束し、不足した栄養素を無理やり食わせている。どうやら不健康な現代人が許せないらしい」 PL達『じゃあ店の外により栄養失調した人を連れてきてそっちにおびき出します』 SD「ナイス外道!では成功要素出してくれ」 PL「それじゃ[自傷癖]を提出。リストカットして失血による栄養失調になります」 SD「外道ですらない何かだー!?確かに他の連中にかまっている暇はないな。2倍で受け付けよう。そして追加M*失血死する前に応急手当する:20。だ」 改めて見てもこれはひどい。 そのあとは温泉宿に移動して酒飲みながらゲーム継続。私が持って行ったワインは足利ココ・ファームというワイナリーの「いまここ」の赤と白。 http://www.cocowine.com/ この白ワインが、日本酒にもにたふわりと柔らかい感じの微炭酸。美味しかったです。 二日目は芝村さんSDのAの魔法陣。 集まったメンツを見て芝村さんいわく「皆さんGM経験が多いようなので、今回はセミエースレベルの難易度に挑戦してもらいます」 なん・・・だと・・・。 舞台はパリ万博やってる頃のロンドン。そしてジャンルはホラー。 SD「今回の特殊ルールです。連続M*なのでパワーの回復がありません」 PL達『何いいいいいっ!?』 SD「ホラーなので戦闘及びギャグで使用するパワーは受理しません」 PL達『マジかあああっ!?』 SD「で、使えるパワーがなくなったら発狂してゲームから除外されます」 PL達『アイエエエエ!?ナンデ?発狂ナンデ!?』 そして始まる狂気の宴。参加PCは以下の通り。 フランチェスター卿 大貴族。まさにジョンブルな紳士。その資本の巨大さでセッションに挑む。 ジョストン卿 元軍人の老貴族。外交官を務めた経歴があり、日本にも行ったとか。 ジェイムズ・ジェイモンド 通称ジェジェ。考古学者を名乗る山師。未開地の遺跡からお宝をとって見せびらかす系のお仕事。 ジャック・ホワイトチャペル 若き下層市民。金もなく未来もなく希望もない。あるのは世界への絶望とそれを慰める猟奇殺人の日々。どう考えてもホラーのモンスターの方ですありがとうございました。 そして実ゲームですが、これがどれだけ狂っていたかというのはAの魔法陣をご存じの方にはM*を見ていただければわかると思います。 M*刃物による殺人によって日常がかき乱される:40 M*モンスターに追われて逃げる:100 M*モンスターの正体を調べるため田舎で調査活動を行う:160 M*モンスターから逃げ切る:300 M*燃える屋敷で屋上に追い詰められる:400 M*モンスターと対決:400 以上、パワーの回復無しのレギュレーションです。あ、最初のパワーは11,12,13の三つです。 SD「いやーよくこんなバカ難易度クリアできるね」 PL達『ちょっと何言ってるかわかりませんね』 ホントによくクリアできたもんだ……。 とくにジャックのPLの方のロールプレイが凄い。NPCのモンスターを超えるモンスターっぷりでお話をぐいぐい引っ張っていきます。後半の難易度の七割削ってましたよこの人。 そんな地獄を味わった後、芝村氏とTRPGについて電車でちょっとお話しながら帰途につきました。 いやー楽しかったー。また遊びたいです。
by kandagawa8746
| 2012-12-22 11:52
| TRPG
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