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ゆーき : エントリタイトルについて何か弁明はあるか。 神田川 : 表紙について端的に表現しただけです。 ゆーき : あれは、砕けた「羽」をクローズアップするための構図だろー!? 神田川 : 無印、NTとおっぱいな構図だったのに、ここで尻に行くとは。じゅんいっちゃんの好みが変わったのかね。 ゆーき : ええい!この話はもういい!!で、恒例のレヴューだけども、今回はちょっと違った形にするらしいけども。 神田川 : 今回は、読みこんで把握する前に真岡のれいんぼうで遊べたので、つかったキャラを例にとってレヴューしようという試み。 ゆーき : ほー、良さ気じゃない?思いつきにしては。 神田川 : 基本思いつきでしかやってないけどな。 ゆーき : だからクオリティ低いんだよこのブログ。 神田川 : そんな事実の指摘はいらん。はじめるぞ 神田川 : というわけで、これが今回の俺のPC。 ゆーき : ほほう。 人の名前:鈴木・ド・サンドリヨン 魔の名前:虹の天使 ミモダエル 年齢:27(外見) 性別:女性? カヴァー:パツキンシスター スタイル:サポーター ブラッド:セレスチャル(天使)/ハーミット(ロード) 絆:[弱者/庇護][裕子ちゃん/同志] エゴ:人間への憧れ ゆーき : まず名前について何か言い訳があるか。 神田川 : ああ、名前が二つあるのはPCが半魔と呼ばれる「人間社会に、人間としてもぐりこんでいる魔物」だからだ。 ゆーき : そこじゃねーっ!?なんだ鈴木・ド・サンドリヨンって!! 神田川 : 人間にあこがれて、でも決して人間になれない魔物の葛藤を描いたゲームなんだな。 ゆーき : 無視すんなー!!虹の天使ミモダエルってのも相当アレだが、カヴァーもパツキンシスターってなんだ!?普通のシスターとどう違うんだ!! 神田川 : え?おばさんシスターと黒人シスターとパツキンシスターはそれぞれ全く別のドラマ上のアイコンだろ?N里さんも納得してくれたぞ。あ、カヴァーってのは表向きどんな職業をしてるかってことね。 ゆーき : 表向きの職業がパツキンシスターなのか……? 神田川 : ああ、そして魔物としての姿が天使。ブラッドという分類の中にさらにルーツという小分類があり、それを二つ選ぶことでキャラを表現するわけな。こいつの場合セレスチャルというブラッドの中に天使というルーツがある感じ。 ゆーき : 天使がそのまんまシスターかあ。ん?このロードってのは? 神田川 : 指揮能力にたけた人間を表すルーツ。このゲームは魔術や超能力で超人化した連中も半魔として扱うからね。んで、スタイルってのはそのまんま、戦闘での立ち位置の分類。 ゆーき : で、良くあるコネクションと……ん?このエゴは? 神田川 : 絆はよくあるコネクションじゃあない。ビーストバインドの根幹をなすシステムだ。 ゆーき : え? 神田川 : 絆というのは、魔物であるPCを人間の世界に引きとめる絆だ。こいつがないと、半魔は人間に愛想を尽かして思うがままにふるまう。要するにNPCになる。 ゆーき : え? 神田川 : まあ、ダブルクロスで言うロイスなわけだ。 ゆーき : ぶっちゃけたなおい。 神田川 : そしてエゴは、その魔物の性格のベースとなる欲望や自意識だ。元からエゴの場合もあるが、人間性というパラメーターが減っていくとエゴに変換される。 ゆーき : タイタスになると。 神田川 : まあな、で、ココからが面白いんだが絆やエゴは、それだけではリソースにならない。 ゆーき : ん? 神田川 : 絆は取得した瞬間「愛」というポイントを生む。そしてエゴは、それに沿ったロールプレイをしたら「罪」というポイントを生む。そして、状況を打破するリソースは主に「罪」だ。 ゆーき : そーすると、単にエゴになっただけでは強くはならない? 神田川 : そのとおり。エゴの内容は変化した瞬間にPLが決定することができるので、ロールプレイしやすい奴を自分で決めるといい。 ゆーき : ということはこのゲームはたくさん絆を作ってたくさんエゴにするのが強い? 神田川 : そう決まったわけでもない。絆/エゴの枠は最大7つなので、おのずと限界はある。それに全部エゴにしちゃうと、NPC化しちゃうかもしれないし。 ゆーき : ご利用は計画的にと。 神田川 : そういうこと。今回はサンプルシナリオを3人で挑戦したが、全部エゴにするようなことはなかった。だいたい一セッションで罪が4~5ぐらいのバランスかと。敵味方ともに、アルシャードの加護みたいなリソースは少ないので、詰将棋というよりはダイス目と戦術が結構重要かな。敵味方ともに結構耐えるし。 ゆーき : そうなの? 神田川 : HPに相当するFPってのが初期から結構高い。それと、今回は特殊なケースだと思うけど、装甲増やす特技をつかって、さらにダメージ減少重ねたら、ボスの攻撃が通らなくなるということが発生した。 ゆーき : なんですと 神田川 : 単純にシナリオのバランスのせいかもしれないけど、そういうことも起こりうるシステム。あの無数のデータを読み込むと、もっとエロイことができると思う。コンベンションではキャラ作成厳禁のシステムだと断言しよう。初期からデータ多いしね。 ゆーき : そうかー。あのさ、この先これで遊ぶ気ある? 神田川 : それはあるね。NTと比較するとオープニングコミック以外のすべてにおいて上回ってるし。 ゆーき : その言い方はすげえな。 神田川 : NTがだめすぎたって話もあるが。余裕があれば、シナリオ作ってみたいかなーなどと思ったりはした。値段だけの価値はあるシステムなので、現代異能ものやりたい方はどうぞ。
by kandagawa8746
| 2010-09-11 23:02
| TRPG
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